「(編注:2006年声優アワード新人賞。「涼宮ハルヒの憂鬱」が大ブレイク。作品とともに平野さんも大人気に。と紹介されました)」
「プレッシャーもあって、そんなパワーを自分が出せるのか、というか、自分としても、ハルヒって、ものすごい挑戦だったんですね」
「(編注:番組で「涼宮ハルヒの憂鬱」のワンシーンを公開でアフレコ)」
「(10歳で児童劇団に)顔がものすごく童顔なので、自分の年齢よりも下の役ばっかりで、声が大人っぽい声がその当時から出せていたので、
声と顔のギャップがすごいあるから、『どっちかに統一してくれ』っていうのが、すごい言われていたりとかしていて」
「すごい声優さんって、ありえない設定とか、アニメの中で、無いような設定だったりとか、あと、自分がもし顔を出していたら、
絶対演じられない役だったりとか、全部声で表現することが出来たので、すごいいろんな幅を演じられるなぁ、と思って
」
「(編注:声優デビューは2001年10~12の「おとぎストーリー 天使のしっぽ」サルのモモ役。当時13歳。
2002年10~2003年3の「キディ・グレイド」では当時14歳ながら、主役のリュミエール役を演じる
)」
「(14歳でリュミエール役)ものすごく、私の中で大事な作品で、私の演じる役っていうのが、外見はものすごく子供なのに、
もう何百年も生きていて、全部記憶もあって、ものすごく大人っぽいしゃべり方とか、『エレガントに』っていうのが、口癖だけあって、
優雅な感じの女の子っていうのを、演じさせていただいて、設定がものすごく未来のお話なので、出てくる単語とか、
ナノマシーンとか、そういうのって、今だと、けっこうわかるじゃないですか。でも、その当時、全然何がなんだかわかんないような単語が
いっぱい出てきて、同時に宇宙のことも勉強できるような、そんな感じの。(リュミエールは)結構自分の照らし合わせると、音字様な感じなのかな、と思ったりもして。
ものすごく楽しかったんですよ。演じるのが。もっと、もっといろんな役をやっていきたいなって、すごく思うようになって
」
「(編注:『試作品神話』大塚英志さん、西島大介さんの作品。演技力の磨き方はこういった本を読んでイメージを膨らませんることだそうです)」
「(読書家)難しい漢字とかを辞書で調べながら読むのが、好きだったんですよ。
中学生の時ぐらいから、ものすごく読書をするようになって、難しい言い回しがいっぱい入ってたりとかするので、
それを、想像しつつ読んだりとか、やっぱりあの、想像力とかももちろんつくと思うし、あと、読解力とかも、
それでつくんじゃないかなぁ、と。やっぱり、あの、台本を読む時とかでも、時間がない中、いかに理解するか、みたいなのも、
やっぱりスピードも問われると思うので、そういう時に、あー、本読んでおいて良かったな、っていうのはすごい感じますね。
漢字もいっぱい出てくるし、ものすごくこういう本たちに、育てられたなぁ、と思います
」
「私も、ハルヒになっている時って、どっからかわからないんですけど、ものすごいパワーが出てくるような、
自分が演じているのに、ハルヒに励まされたりとか、元気づけられるような感覚で、演じていたので。
(編注:音響監督の鶴岡陽太さんは平野さんを起用した理由として「声のキャパシティーの大きさ、ハルヒという役はよく、わめいたり、時になまめかしかったりするのですが、
わめく時にも、キイキイしない幅の広さが大きなポイントでした」とコメント)」
「(「涼宮ハルヒの憂鬱」の原作を以前から読んでいました)主人公の名前がタイトルになってる作品って、珍しいじゃないですか。
なんで、すごく気になってて、どんな作品なんだろうって、手に取ってはいたんですよね。
なんか、ハルヒに振り回されてる人たちだと思って、読んでいたら、振り回す方になっちゃたー、と思って
」
「(ハルヒを演じる上での戸惑い)ハルヒは全部、『なんとかしなさいよ』とかなんですけど、かわいいところ、例えば、キョンとみくるちゃんが、
仲良くしているのを見て、ちょっと妬いてるんだけど、それをわざと出さないで、
怒っちゃうとか。『もう、何やってんのよ~』って言うところとか。で、かわいさを出したりとかはしました。
いわゆるツンデレなんですよね。ハルヒって。やっぱり、目立つのは、そういうひっぱってく部分だったりするので。
普通の実は高校生なんだよっていう面とか、あと、かわいらしさとかをすごい出そうと思って、
それはあの、絵にしてくださった、共同アニメーションさんもすごい気をつけていたことだと思うんですけど、
例えば、ブーってする所とかが、ほんとに、すごいかわいい顔になって、すねていたりしていたので、
そこには、ほんとに声が当てやすくって。
なんか、わがままというか、駄々こねてるみたいな感じにしたりとか、そういう所はすごい引き出しました
」
「学園祭の回があって、ライブアライブっていう回だったんですけど、そこで、ライブシーンで、実際歌を挿入歌として、
2曲歌わせて頂いたり、難しかったのが、歌でも、演技をしなきゃいけないっていうのが、ものすごく難しくって。
もう、ハルヒが始まった時から、『ハルヒの全てが決まるのはこの回だよ』っていうふうに言われていたんですよ。
なので、ものすごくプレッシャーで。ピンチヒッターで入ったんですよ。さっきのシーン。
なので、すごく緊張していて、でも、出れなかった代わりのメンバーのためにがんばって歌わなきゃいけないっていうので、
自分のもてる力をいっぱい出して、がんばって歌うっていうシーンなので、私も、歌の方が先だったので、録ったのが。
絵はまだ出来ていなかったんですけど、ここの顔のアップなんですけど、っていう説明を受けていて、
同時にレコーディングをしている最中に、カメラを回してらっしゃったんですね。
で、『これ何に使うんだろうなぁ?』と思ってて、『あ、きっと、DVDの特典映像とか、かなぁ?』と勝手に思っていたら、
違くって、そのあたしの歌ってる表情を、参考にして、ハルヒの歌ってる表情を描いてくださった。
でも、ちょっとショックでした。私、こんな顔して、歌ってんだと思って。
こんな必死になってたんだと思って。すごく自分と重ね合わせて、あの回はやってしまったなっていう感じがします。
(ライブの後に、感謝されて戸惑うシーン)ライブでメンバー紹介をしているシーンとか、そういうのじゃなくて、そっちの方に、
すごい全力を注ぎ込んだような感じだったんですけれども。誰しも、学園祭が終わった後って、『あ、これでもう明日からは普通の日常に戻るんだ』と
思って、ちょっと何かが抜けてしまったような感覚に陥ったりすると、思うんですけど、それを見てる人たちにも感じて欲しいっていう事で、
あのシーンでそれを出さなきゃいえなかったのが、ものすごく難しくって。で、しかもハルヒも何で、自分がこういう気持ちになってるのか、
わからないっていう、わかってちゃいけない感覚もあったりして、『今、すごく何かをやっているって感じがした』っていうセリフがあったんですけど、
戸惑いをちょっとぽろっと口に出すっていう、そういうさりげない感じっていうのとかも、すごい気をつけて、
演じました
」
「(ハルヒは)実は一番現実的だったりするんですよ。本当は」
「あの、ハルヒに負けたくないというか、一番のライバルが実はハルヒだったんじゃないかな、と思うんですけど、
演じているのは私なんですけど、また、別人のような感覚で、すごくハルヒっていう個人といつも争っていましたね
」
「ハルヒイコール平野綾っていうふうに考えてらっしゃる方ももちろんいると思うんです。で、それは、やっぱり自分から出たものなので、
ハルヒっていうのは。それも全然、ありだと思うし。そこから、ハルヒ以外の面も、平野綾っていうのは、出していかなきゃいけないんだなっと思って、
今、そこからどう成長していくか、ハルヒの皮をどう破るかっていうのを。今の自分の目標ですね。
(ハルヒのイメージ)今、閉じ込められているって感じは自分ではしないので、平野綾って、あ、こんなことも出来るんだとか、こういう平野綾初めて見たよね、
っていうところを毎回出していきたいな、と思って。それで、今、すごく楽しみです。だから
」
「(好きな男性のタイプ)スーツが似合う人。フォーマルな格好をしてください、って言われた時に、きちっと当てはまるというか、
その場に応じて、びっちりしたのが似合う人」
「(行ってみたい国)私、エジプトマニアなんですよ。ちっちゃい時から、ほんとエジプト好きで、絶対行ってみたい国ですね」
「(芸能界で一番の失敗)お昼の生放送とかに出たときに、セリフを間違えて、もうどうしようもなくなっちゃった
時があって。意外と緊張する人なんですよ。昔は、全然緊張しないで、普通にわーって出れたんですけど、
人前に。最近、世の中の怖さを知って、もうちょっと自分に責任を持たないといけないな、と思って、ら、緊張するようになりだして」
「(10年後はどうなってる?)30歳ですか。全然想像がつかないんですけど、あの、10年たった時に、もっと幅が広がっているといいなぁ、と。
具体的には男の子の役とかも、今まで、1回しか、演じたことがないので、あの、かっこいい男の子とかやってみたいなぁ、と思っていたりとか。
あと、冷静で冷たい、とか。ライバルとか、敵の役とか、そういうのを今度は、冷静な感じで静かな感じの(役を)やってみたいですね」
2007/4/25放送 NHKBS2テレビ「アニメギガ」より
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・深田恭子さんの言行録 「メンズだったら、絶対彼女にしたいタイプ」と紹介されていました。「美的」2018年6月号より(2018/04/21)
・桜井日奈子さんの言行録 関西の思い出「関西ウォーカー」2018年NO.9より(2018/04/17)
・大家志津香さんの言行録 初高知県、初カツオ、初電動自転車「出発!ローカル線 聞きこみ発見旅」より(2018/04/16)